講師の俳句 毎月更新

羽子板  2023年1月

ついに日が暮れた隣の干布団

 転倒
命までは忘れてならず年忘

後ろからとぼけた味の除夜の鐘

新品のピンヒール置き初鏡

古家に水の音せり松飾

羽子板をほつぽり出しておしつこに

そこらぢゆう貛(あなぐま)の穴家の中