講師の俳句 毎月更新

獅子舞     2018年1月

包丁の恐れ入つたる大根かな


さるすべり十本全て裸木に


すぐ裏の冬日の崖で遊びしこと


大聖樹むかし母校を嫌ひけり


大聖樹灯点りてをり星の中


息白く多感なころと見受けたり


晩婚の一人ありけり年忘


あんみつを食べて師走の街にあり


し残してさすがの御用納かな


人だかり獅子舞終りたるらしく


獅子舞や瀧のごとくとなることも


獅子舞も春も来てゐる隣かな