講師の俳句 毎月更新

シデムシ(死出虫)  2022年7月

何はともあれ梅雨寒の小上がりに

梅雨楽し卵を四つゆでゝをり

水やりは鉢の南天花つけて

いつしかに南天に花されば小蠅

南天の花待受にするなんて

記憶といへばアマリリスだけに色

めらめらめらめら死出虫十余り

兜虫の骸(むくろ)一日またはじまる

杣径(そまみち)や滝の振動足の裏